こんにちは、緑地生活夫婦のヘチです。
昨日は妻とネネと一緒に車でお出かけしようと奈良の信貴山朝護孫子寺に行ってきました。
もくじ
朝護孫子寺
いかつい漢字をならべてすみません。「ちょうごそんしじ」と読みます。
奈良県生駒郡の信貴山にあるお寺で、金運上昇・商売繁盛・厄除け開運といったご利益があるそうです。
僕は京都出身で信貴山も朝護孫子寺も最近まで知らなかったのですが、最近仕事のお客様から教えてもらいました。
「ヘチ君、大阪住んでるなら信貴山に行ってみなさい。ご利益あるよ、営業成績も上がるよ…」と。
大阪から近いのかと思ったら割とがっつり奈良で、鶴見緑地付近の自宅からは1時間15分くらいはかかりました。(高速道路なし)
遠い昔、聖徳太子が信貴山で毘沙門天王を感得したエピソードに基づいて、「寅のお寺」としても親しまれています。
(ゆるい阪神ファンとしては、来年の優勝祈願も兼ねてお参りしました。今年はもう知らん)
今から1400余年の昔、聖徳太子がこの山で毘沙門天王をご感得され、大変にご利益をいただかれましたのが寅の年、寅の日、寅の刻であったといわれています。その故事から、信貴山の毘沙門さまに寅の縁日にお参りすると、聖徳太子にあやかって良いご利益を授かるとして昔から信仰を集めてきました。ご本尊の毘沙門さまと良い「ご縁」を結びにお参りください。ご縁日は毎月1日・3日と寅の日です。
寅のお寺 信貴山 - 信貴山朝護孫子寺 (sigisan.or.jp)より引用
ちなみにお参りした日は「寅の日」にはかすりもしていませんでした。
御朱印とおみくじ
お寺といえば御朱印です。
僕は神社よりも寺派で、お寺の御朱印をちょいちょい集めています。
今回も朝護孫子寺のありがたい御朱印を手に入れてきました。
(朱印帳は忘れたので、貼り付けタイプ)
朝護孫子寺は毘沙門天王が日本で最初に姿を現した場所らしく、御朱印にも「毘沙門天日本最初出現霊場」の文字が!
ご利益がありそうな御朱印だ…
せっかくなので、七福神おみくじも引いてみました。
金色の恵比寿さんが入っていたので満足。
これで今年は営業成績抜群、投資成績も大成功!となればいいですね。
戒壇巡りの修行
朝護孫子寺の本堂をお参りして御朱印も手に入れた後、戒壇巡りという謎の行為をおすすめする看板が目に入りました。
この戒壇巡りが本当に素晴らしかったので、朝護孫子寺を訪問した際はぜひ体験してもらいたいです!
「戒壇巡り」は本堂の下に作られた真っ暗な廊下を歩く修行です。
本当に自分の手も見えないほどの真っ暗な空間で、廊下の端に見える小さな灯りを頼りにして壁伝いに一歩一歩進みます。
僕はこの戒壇巡りなるものを初めて知ったのですが、これは仏教の修行のひとつで、日本国内の仏教寺院では50か所以上もこの戒壇巡りを体験できる場所があるようです。
しかも清水寺でも「胎内めぐり」というのができるとか……京都出身なのに知らなかった。
暗闇で仏様と縁を結ぶ「胎内めぐり」「戒壇めぐり」のススメ | RIYAK
今でこそ観光の一部として楽しめる戒壇巡りですが、昔の修行僧たちは本当に恐怖に打ち勝つのが大変だっただろうなと思いを馳せました。
僕はあまりに気に入ったため、戒壇巡りを二巡してから本堂にお参りして帰路に。
この日は暑かったので、帰りにネネが「脇汗ビシャ門天」とオヤジギャグを飛ばしておりました。
罰当たりなヤツ……
帰りに墓参り
信貴山からの帰り、ネネの実家のお墓が近くにあるということでそちらにも寄ってみることにしました。
ちなみに先週はうちの法事に泊まりでついてきてもらってました。
初めて夫婦で法事。静かな場所でぼんやり考えた - 緑地生活日記 (ryokuchilife.com)
途中予期せぬ通行止めがあり、行き方がよく分からなくなる。
(Googleマップもまだ一時的な通行止めまでは分からないですよね)
しかし、回り道をしてなんとかお墓にたどり着く。
お墓は大阪と奈良の県境の山の麓で、段々畑のように墓地が広がっていました。
お供えの花と線香を買って、2か所のお墓を掃除してお参り。
墓地は高台になっていてハルカスが見えるくらい見晴らしがよかったけど、天気がいまいちだったのもあり写真を撮るのを忘れました。
夜は家で料理を作るのが面倒くさかったため、帰ると近くの居酒屋に駆け込んでビールで乾杯。
軽く数品食べてお腹を満たした後は帰って就寝。
なんか休日らしい休日を過ごしたなーという土曜でした。
ヘチ